17期生

2012年卒業

●制作活動歴 

<出品歴>

2012年3月東北芸術工科大学版画コース卒業

版画みやぎ(せんだいメディアテーク)

2014年「あのアートバトル、こんどはこの3人で。日々の制作3人展vol.2」(artroomENOMA)

2017-2019年版画みやぎ(せんだいメディアテーク)

2017年仙台アンデパンダン展2017 (中本誠司現代美術館)

2019年奇数アトリエ(仙台AER)

2019–2021年版画を買って、おうちに飾ろう!(晩翠画廊)

2021年版画の世界〜宮城の作家たち〜(仙台・ライフスタイルコンシェルジュ)


<美術的活動歴>

【展示企画】

2015–2018年
残暑見舞い申し上げます展・寒中見舞い申し上げます展 (ギャラリーチフリグリ) 企画・共催


【ワークショップ】

2015年

「木版画でブックカバーを作ろう!」(多賀城市民活動サポートセンター)

2016年芸術銀河2015「木版画でブックカバーを作ろう」(大崎市民ギャラリー諸絶の館)

2016年4月–
2017年3月
「木版画でブックカバーをつくろう」(塩竈市杉村美術館様) 全4回
2016年7月


「木版画でブックカバーをつくろうー夏の色」(東松島市コミュニティセンター様)


2017年4月–
2018年3月

「木版を彫ってみよう-季節の一筆箋」(塩竈市杉村美術館様)
2017年10月
しおがま絵本村あきまつり「木版画で栞をつくろう」 (しおがま絵本村様)

2018年4月–
2019年3月


「じぶんだけの木版画をつくろう~黒で摺ろう~」 (塩竈市杉村美術館様) 

2018年10月
しおがま絵本村あきまつり「木版プリントのモビール作り」(しおがま絵本村様)
2018年12月


「木版でクリスマスカードをつくろう」 (東松島市コミュニティセンター様)

2019年3月
角市「木版プリントでコラージュ工作」 (塩竈・角市内にて)
    4月
木版でつくるブックカバー」(design labo necco sendai様)
             7月「版画みやぎ2019内 木版ワークショップ」(せんだいメディアテーク)

             8月手仕事縁日「木版画でブックカバーを作ろう」(仙台・手仕事縁日内にて)

 

版画サイト https://onotch009-t.wixsite.com/ononolab


■就業活動歴

  文化複合施設 施設・管理担当 /臨時職員

 市民図書館 / 臨時職員

 生涯学習センター 生涯学習指導員/会計年度任用職員

 令和元年9月に博物館学芸員の資格を取得しました。


コメント

 大学生を終えてからしばらくして、ありがたいことに版画を使ったワークショップを開催する機会に恵まれました。ワークショップを通して社会における版画の立ち位置や、そして版画に限らず、美術が人々にどのような影響を与えてくれるのかを考えるようになりました。何かを作り出したり、それが形になるのは楽しい、その気持ちを共有したい。多世代の人々が創作のもつ楽しさを体感できる場を作っていきたい。そのような経験から、美術分野の社会教育に興味を持つようになり、今日の生涯学習の職に至った次第です。

 大学では同じ道具を皆で共有し、そして次の人が使えるようにする環境下で学んでました。今の職場も同様で、多世代の人々が創作ができるように、場や道具、ひいては材料を共有しています。共有するから大事に使う、これは今も心に留めています。

 自分は元々歴史が好きなのですが、版画繋がりで江戸期の木版出版文化を調べてみると、生活と非常に密接した美術であったのだと改めて学びました。書籍を作る技術が、創作版画に繋がり、絵葉書や蔵書票と行った文化を生み出した。学びが、別の学びを呼びました。大学で学んだ版画が、自分が楽しいと思える新しい学びにつながっていました。

 社会人になって、環境が変わっちゃったけど、これからも自分は多少なりとも創作や美術に寄り添って作ったり、見たり聞いたりして「楽しい!」と感動したりする、そんな人生をゆっくり歩めたらいいです。



1「生業」水性木版画 45×54cm  2018年

 

2 「どんぶく」水性木版画 14×19cm 2019年

 


3「マフラー」水性木版画 14×19cm 2017年

 


4「通学」 水性木版画 14×19cm  2017年

 


5 「木版画ワークショップ用 色版を使用したブックカバー見本」 2016年

 







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