2004年卒業
●制作活動歴
<出品歴>
2004年 | 東北芸術工科大学洋画コース「卒業制作選抜展 2004」銀座東和ギャラリー(東京、銀座) 「SUMMER TIME BLUES」神楽坂セッションハウス・ガーデン(東京、神楽坂) |
2005年 | 「シェル美術賞2005」代官山ヒルサイドフォーラム(東京、代官山) 「トーキョーワンダーウォール公募2005 」東京都現代美術館(東京、木場公園) 「SQUEEKS the 3th」銀座東和ギャラリー(東京、銀座) 「スタンダード・カスタード」表参道画廊(東京、表参道) |
2006年 | 「東北芸術工科大学洋画コース 卒業生選抜展 [HANAJI]」 銀座東和ギャラリー(東和、銀座) 「summer day project」promo-arteギャラリー(東京、表参道) |
2007年 | 東北芸術工科大学 版画専攻OB展「版画明日への展望」、SQUEEKS the 4th」ともに銀座東和ギャラリー(東京、銀座) |
2008年 | 「Schoun-Schoun Multimedia art project with artists from Japan and Germany」Kunsthalle FAUST(ドイツ、ハノーファー) 「Perfomance Festival’08 AIZU ART COLLEGE MMAC 国際交流美術展」三島町山びこギャラリー(福島、三島町) 「現実と非現実のハザマで・・・安曇野市豊科近代美術館秋の企画展 美術館ワンダーランド2008」長野県安曇野市豊科近代美術館(長野、 安曇野) 「サクラマス2008展」山形デザインハウス(山形、山形) 他 |
2009年 | 「SQUEEKS the Final」銀座東和ギャラリー(東京、銀座) 「表層の冒険者たち-2009」exhibit Live & Moris(東京、銀座) 「17 years 洋画コースの歩み展-東北芸術工科大学洋画コースコース OB展-」銀座東和ギャラリー(東京、銀座) 「アートに共感して<Art in sympathy>」人形町 Vision’s(東京、人形町) 「Enoma Drawing Fair」art room Enoma(宮城、仙台) 「blaro Selection」gallery & cafe blaurot(福島、いわき) 「Prints / Workshop OGIWARA 版画工房と作家たち展」gallery E&M (東京、西麻布) |
2010年 | 「現代美術の展望 VOCA展2010-新しい平面の作家たち展」上野の森美術館(東京、上野) 「IWAKI ART トリエンナーレ2010」gallery & cafe blaurot(福島、いわき) |
2011年 | 「サッポロ未来展10th ノマディックサーカス」北海道近代美術館(北海道、札幌) |
2012年 | 「アートに出会える教会 ART exhibition 2012」日本キリスト教団 天童教会(山形、天童) |
<受賞歴>
2003年 | 第28回全国大学版画展 美術館収蔵賞 |
2004年 | 東北芸術工科大学卒業制作展 洋画コース最優秀賞/学長奨励賞 |
<個展>
2004年 | GALLERY b.TOKYO(東京、銀座)/ギャラリー EL.POETA (埼玉、大宮) |
2005年 | GALLERY b.TOKYO(東京、銀座)/画廊 編(大阪、千日前) |
2006年 | GALLERY b.TOKYO(東京、銀座) |
2007年 | GALLERY b.TOKYO(東京、銀座)/PICNICA(宮城、仙台) |
2009年 | Enoma(宮城、仙台) |
<美術的活動歴>
2008年 | 「トウメイな版画?!クリスマスカードを作ろう!」(山形県産業科学館) |
2009年 | 「トウメイな版画?!絵ハガキを作ろう!」(山形県産業科学館) 「トウメイな版画?!クリスマスカードを作ろう!」(山形県産業科学館) |
■就業活動歴
コメント
「予期せぬ結果が画面に現れる事」へ凄く興味が湧き、大学3年の後期から版画を専攻しました。凸版の方が自分には理解し易かったため木版画を選んでいます。
どうしても版のサイズで大きさが制限されるのが悔しく、卒業制作では組作品で200号サイズを2点制作し、「洋画や日本画に負けないものを作りたい!」そんな一心で制作したのは今でも覚えていて、この制作で「大きさの制限は版画には無い」「やろうと思えばできる」というのが分かりました。
学部を卒業してから16年、もう40歳です。あっという間の様ですが、卒業後は3年都内美術予備校の職員として、その後は母校芸工大の洋画版画コースの副手として3年勤め、その間は必死で制作を続けていました。副手が終了した2010年、30歳になった時、がむしゃらに走ってきた制作が行き詰まり手が止まり、今後の人生を考えました。
学生時代は時間にルーズだったり一般社会で生きていくには自分で頑張らないといけない点が沢山あり、このまま40代を迎えていいのか…歳を取った時の自分はどんななんだろう…とても不安になりました。
意を決して、一度キチンと社会に出て自分を試してみよう、何か自信がつくかもしれない。苦手な事にチャレンジしてもまだやり直しは出来る。そう思い、保険会社で営業を始めました。ずっと人と接する仕事をしてきた為、意外と性に合ってた様で8年続いています。この間、結婚離婚、友人や従兄弟との別れなど様々な経験をしました。
自分が描いた通りには何事も進まない、何度も何度もやり直して造り直して先に進む…版画の制作の過程と人の生き様の過程は似ていると思います。
これから先は人生の折り返しになりますが、更に何版も刷り重ねた様な深みのある人生にしたいと思っています。
2017年に芸工大の先輩と再婚し、昨年からの不妊治療を経て今年の夏前には出産の予定です。子供が産まれたら、自分が幼少期に無心に楽しく絵を描いていたように、子供と一緒にお絵描きするのが今後の楽しみです。
1 噴水(jp 23) パネルにモノタイプコラージュ、アクリルペインティング、オイルパステル
64.5×50.0cm 2点組作品 2005年
2 Japanese food -natto- リトグラフ(版画工房OGIWARA) 29.5×41.5cm 2009年
3 Japanese food -An omelette with rice- リトグラフ(版画工房OGIWARA)
15.5×23.0cm 2009年
4 Japanese food 200908 綿布にアクリル、オイルパステル、メディウム剥がし刷りコラージュ
227.0×392.0cm 2009年
撮影:©︎上野則宏 Photo by ©︎Norihiro Ueno / VOCA2010出品作品