23期生

2018年卒業

<出品歴>

2016年

第23回 川上澄生美術館木版画大賞

2017年

第42回 全国大学版画展

2018年

日本版画協会 第86回版画展

2019年

第24回 川上澄生美術館木版画大賞


日本版画協会 第87回版画展



<受賞歴>

2017年

第42回 全国大学版画展 収蔵賞

2018年

日本版画協会 第86回版画展 沼津市山口源新人賞


<美術的活動歴>

2020年

デンカ株式会社 カレンダー




■就業活動歴

2018年

(株)セゾンファクトリー 正規雇用(Webデザイン等の業務)

2019年

(株)大沼 非正雇用(化粧品販売での接客業)

2020年 
印刷業務に携わる 会計年度職員



コメント

私が版画で学び、社会にでて活かされている事は「計画性」と「一度ではめげない」所だと考えています。版画を制作する上で沢山の行程があり、それは一日で準備できるものではありません。版木を彫る、和紙を湿す、版木に色をのせ馴染ませる、紙が乾かないうちに何版か重ねる、色が混ざり過ぎないよう紙を刷った後にも乾かす等あり、色々と時間も日にちも計算し、いかに効率よく進めるか計画する事が大切となります。それは仕事においても活かせていると感じており、先への見通しや効率のいい順序を考え、期限内に完成させるという事につながりました。

版画では紙へ描くだけではなく版木というほかの物質を挟みます。イメージしている下絵通りには一度刷っただけでは思い通りにいきません。イメージに近づけるため何度も刷りなおり、失敗にめげず試行錯誤を重ね一つの作品を作り上げていきます。それは社会でもつながる事があり、例えば初めての仕事内容だったり初来店のお客様への接客、大学では学ばなかったデザイン業務だったりと、自分が経験した事が無いものは失敗がつきものです。ですがそれが当たり前であり最初から出来る人はごく少数です。そこで投げ出さず、どこが駄目だったのか、ではこうしてみよう、と改善策を考え行動にうつしていきます。めげずに仕事へ取り組める姿勢が版画での学びで身についた精神だと感じます。



1   山眠る  水彩木版、油性木版 60cm×45cm   2017年



2   眠れないよるに   水彩木版、油性木版   20cm×20cm   2018年



3   夜をあるく   水彩木版、油性木版   84.9cm×113cm   2018年

大学版画展 収蔵賞 日本版画協会展 沼津市山口現新人賞



4   つめたい夜に   水彩木版、油性木版   84.9cm×113cm   2018年



5   おとぎ話のような   水彩木版、油性木版   61cm×91.5cm   2019年



6   なんて素敵でいびつ   水彩木版、油性木版   91cm×91cm   2019年



7   ひょうひょう   水彩木版、油性木版   21cm×24.2cm 2021年

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